【大塚貢、 西村修】 給食で死ぬ!!―いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!!


給食で死ぬ!!―いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!! 」読了。

食生活を変えることが、穏やかで判断力のある人間に変える、というテーマのもとにまとめられた、事例集ともいうべき一冊。

地産地消が当たり前ではなかった時代から、教育の現場の荒廃を、いかにして改善するのか、このテーマに取り組んだ大塚 貢 先生の体験談が中心となっています。

本書によると、凶悪犯罪にいたった青少年の多くが、豊かな家庭に育ち、成績も良いが、食事は肉食中心で、野菜や魚料理が少ない、と指摘されています。

また、知的障がい児童や自閉症児も、食事を改善すると、良好な状態になるというのです。

特に幼児の段階では、牛乳(カゼイン)と小麦粉(グルテン)アレルギーなどによって、奇声を発したり、暴れたり、という症状が出ることがあるのだとか。

また、抗生物質によって、腸内細菌が殺菌されてしまうことも、大きなリスクのようです。

これは、私も実感しています。

ピロリ菌の殺菌のため、抗生物質を飲んでいましたが、腸内細菌も同時に死んでしまいました。
腸内細菌が、以前のレベルにまで戻すように努力して食事を摂っていましたが、良好な状態に戻るまで1か月以上もかかりました。

一番効果があったのは、お手製の乳酸発酵したきゅうりの漬物でした。

花もないような、無味乾燥な学校もまた、子供があれる原因となるようです。

食事は大切、と言いながら、お子さんに「毒」を食べさせているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな不安がある方は、ぜひご一読ください。


給食で死ぬ!!―いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!!

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